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auのキャリアメール(ezweb.ne.jp)をSIMフリースマホ等で使う方法

これまでは、auのキャリアメールの自動転送機能で、gmailに転送してスマホで確認して使っていた。

参照するだけであれば、これで事足りるわけだが、返信しようとすると、送信元メールアドレスがgmailになってしまうため、相手によっては、フィルタリングされてしまう可能性や、事前に知らせていないと、いきなりgmailから来るので不信感を持たれる可能性もある。

SIMフリースマホでも、キャリアメールを受信・送信できるようになればよいのだが。。。

で、いろいろ検索していると、実現している人がいることがわかった。

SMSでURLをゲットしたり、いろいろな方法があるようなんだけど、最終的に自分が実現した方法を整理しておく。

<準備するもの>
・ガラケー(自分のはX-RAY)
・au回線(3G/LTE)で使えるiPhone(なんとかして手配しよう!ショ●●とか・・・)

<手順>
・au回線のiPhoneのブラウザで、auお客さまサポート(https://cs.kddi.com)にアクセス
・iPhone設定ガイドをタップ
・STEP1 メール初期設定をタップ
・メール初期設定へをタップ
・au IDでログイン
・上記以外のアプリをご利用の方はこちらにある「手動設定」を選択、次に「設定情報送信」を選択。
・ガラケーのCメールにユーザ名、パスワードが届く
・スマホのメールソフトにメールアカウント設定(受信を確認)
 送受信サーバは、
 受信サーバ:imap.ezweb.ne.jp SSLあり(ポート:993)
 送信サーバ:smtp.ezweb.ne.jp SSLあり(ポート:587)
・ガラケーのCメールで 00090015 宛てに本文 1234 のメールを送信
これで、ガラケーでもスマホでもキャリアメールが使えるようになった。

最初のSMSは別にして、au お客さまサポートにログインして以降の画面遷移は、
のページが参考になると思います。


(雑談)
・最初にSMSで#5000に1234を送るというのは、、、
 →auお客さまサポートのログインする手間を省くだけのもの。SMSが送れなくても、au お客さまサポートからログインすれば、設定画面にたどり着けます。
・最後の00090015への1234のCメール送信について、ガラケーで受信する必要がなければ、この作業は不要のはず。ただ、自身の体験の中では、この設定をしないと、スマホでキャリアメールも送受信できなかったので、この作業を行った。(ガラケーのパケット通信料金が無駄ではあるが)
 機会があれば、もう一度最初から実施してみたいところだが、、au回線のiPhone確保がネック。
・一応公式なマルチデバイス対応はWEBメールってことになっているのかな。
・それにしても、au回線から、かつ、iPhoneからしかこの情報を取得することができないような縛りを入れるのか。まあ、すべてに解放すると、回線を使ってもらえない(パケットが流れない)ので、売り上げにつながらないというのが理由ではあるのだが、オフロードとかいろいろ考えると、回線とメールを縛る時代ではないような気がする。


(他の参考ページ)
 の画面遷移も参考になるね。









この裏技。
従来のガラケーのようにキャリアがすべてをコントロールできる時代ではなくなったということだね。従来ではあれば、端末のアプリもキャリアが作って、裏の仕組みなどもキャリアの思い通りに作ることができた。androidスマホであれば、まだキャリアで作りこみができた(専用のメールソフトを使わせるとか)が、iPhoneはそうはいかなかった。なので、iPhone用に裏口を用意せざるを得なかったということかな。androidスマホだって、キャリアメールだけ専用ソフトを使うなんて、スマホ時代だと変な話なんだけどね。キャリアメールだけでなく、gmailなども使っている人が多いと思うけど、どうせならすべてのメールを1つのソフトで受信したいと思うじゃない。ということで、近い将来、すべての端末に解放せざるを得ない時代が来るような気がするね。解放して、回線とメールをセットにするんじゃなくて、通常のISPのようにサービスごとに料金を設定すればいい(中途半端にiPhoneだけに制限して、それを裏で使われてしまうぐらいなら)。ネットワークは、3G/LTE/公衆WiFi/自宅回線などを自由に行き来できるような感じで。サービスばら売りで、使いたいサービスを選んで、使う時代。ガラケー以外のインターネットはもともとそんな感じだったんだけど、携帯会社がインターネットの標準に飲み込まれていく感じだろうか。

一方で、
これまでガラケーでメールをしていた人からすると、メールを使うためにユーザ名とパスワードが必要という認識はないのかもしれない。端末の中に組み入れられているという感じで、表には見せていなかったので。そういう顧客層に対して、いきなりユーザ名、パスワード、サーバ、ポートといっても、「???」となるのもわからないではないかな。キャリアメールしか使わない人もいるだろうしね。

(!)メールアドレスを複数使い分けている人ってどの程度いるんだろうか。

そう考えると、複数使い分けているほうが少数派なのかもしれない。さらに複数の端末を使ってる人も少ないのかもしれない。いや、年齢層が高いほうは1メアド、1端末派のほうが圧倒的な多数だろうな。若者はいろいろ使い分けている可能性があるけど、メールよりもSNS/メッセンジャーに移っているような気がする。

by star_no2 | 2016-03-25 22:12 | Trackback | Comments(0)