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日本型雇用慣行を再評価する兆し

日本型ってのは、いわゆる「終身雇用・年功序列」のことなんですが、この「再評価の兆し」が会社側の動きであればそれはそれなんですが、視点が会社員(雇用される側)なのがちょっとね。

前にも少し書いたけど、個人的に今の成果主義は、
「成果を出した人を正しく評価し、やる気を出させる」
ことが目的(少なくとも表面的な)とされて導入されていると思うんですが、
その実は、人件費の削減に他ならないのでは??

ここに書いてある
「インターネットに代表されるIT革命の進展や、国際間競争を勝ち抜くためのあらゆる分野でのグローバル化の急速な進展が、従来の日本型の年功序列型賃金制度や、終身雇用制度の崩壊に拍車をかけています」
はまさに笑える。

なんでITの進展やグローバル化で人事制度が崩壊するんだ?
単に外国に右倣えしているだけじゃないの?
(せめて問題点を指摘し、それを改善する方法として・・とかそんな風にかけないのだろうか)

こういうのを読むと「企業側は正しいことをやってます」というのをひたすらアピールして、その裏にある「何か」を隠そうとしていると感じてしまうのは私だけか。。

◆終身、年功制の支持増える 日本型雇用、再評価の兆し(Yahoo)
◆第4回勤労生活に関する調査(pdf)

#個人的には会社の収入には(あまり)期待せず、もらったものを自分で育てる(運用する)方法を学ぶときではないか・・と。これこそ、ITのおかげで昔なら面倒だったことがかなり簡単にできる時代になってきていると思う。
by star_no2 | 2005-04-02 16:37 | 生活 | Trackback | Comments(0)